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イエローナイフ

【イエローナイフ】これだけ!オーロラ撮影準備と撮影方法

こんばんはnicoです。
2020年あけましておめでとうございます。

綺麗なオーロラ鑑賞して、誰もが写真に残したい!と思います。
自分の好きなように写真撮影できたら素敵じゃないですか!
そこで今回、オーロラ鑑賞旅行で準備した撮影機材や、
撮影の方法をこちらでご紹介したいと思います。

撮影機材の準備

撮影に使った機材リストです。

・カメラ
・カメラレンズ 25mm/f1.8の単焦点(35mm換算で約37mm)
・バッテリーx3
・SDカード
・カイロ(バッテリー用)
・三脚
・リモートスイッチ
・手袋
・ジップロック(結露保護用)
・ハンドタオル(結露保護用)

カメラ・カメラレンズ

カメラ本体は愛用カメラのOLIMPUS PENシリーズ
カメラレンズは、単焦点レンズf1.8を使用しました。
単焦点の場合、メリットは光を取り込む量が多いのでシャッター速度は速いです。
しかしデメリットとしてはボケ幅が浅く、しっかりピンを合わせないとボケるので、ピント合わせに苦労します。


バッテリー・カイロ


厳寒地帯で、外で使用する電子機器のバッテリーの減りはとても早いです。
バッテリーを保つ為の方法としては2つあります。

まずは、単純に予備バッテリー2個持っていくことです。
合計3つのバッテリーを持っていると撮影に十分集中できると思います。

他には、バッテリーを温めて少しでも長時間使えるようにする方法です。
例えば外出した時、シャッターチャンスがあるまでコートの中でカメラとバッテリーを温めておくことです。撮影する時だけコートから取り出して使います。
外に出すときはカイロで保温させながら使っていました。
それでも予備バッテリー1個持っていくことを強くお勧めします。

外でカメラを温める、触る場合は直接肌に触れないでください。凍傷をの危険性があります。


三脚

オーロラ撮影の場合、シャッターを1秒以上待つ事が多いと思います。
風が強い場合、風の揺れでブレることもあります。
なので三脚の脚の部分はしっかりと固定されるような三脚にすることをオススメします。

リモートスイッチ

これは簡単にいうと、カメラに余計な振動を与えないでシャッターをきるスイッチです。
上記でも言ったように、オーロラ撮影の場合シャッターを少なくとも1秒以上開く場合が多いと思います。
この時指で直接シャッターボタンを押すと、その細かい振動でさえブレの原因になります。
なのでリモートスイッチが便利です。

手袋

屋外でカメラや三脚の金属部分を素手で触るのは危険です。
金属に皮膚が張り付いて取れなくなる、凍傷になる等、怪我につながるので
必ず手袋をしたまま触ることをお勧めします。

ジップロック・ハンドタオル

カメラを屋外から屋内へそのまま持ち込むと、結露がカメラにつきカメラの故障につながります。
なので屋外でカメラをジップロックに入れて、しっかりと封をして、室内に持ち込みましょう
ハンドタオルがあればそれをジップロックの上に巻きつけて、結露の水滴がつかないように防ぎます。
袋に入れた状態のまま10分、15分程放置して室内の温度になじませてから取りだしましょう。100均で購入できます。

カメラの設定項目

絞り

レンズに入る光の量を調整

◼︎F1.8
メリット :光を取り込む量が多い
デメリット:ピントが合う幅が狭いので、ピントを合わせづらい
◼︎F11
メリット :写真全体のピントが合う
デメリット:光を取り込む量が少ない


↑F1.8のピントがずれてる失敗例

↑F1.8のピントがあってる例

ISO感度

ISOの数値が大きくなるほど写真のノイズが多くなります。
ノイズの少ないオーロラ撮影するには、三脚は必須アイテムです。

◼︎ISO 100〜400
・メリット :ノイズが少なくない
・デメリット:明るい日中に最適。夜景撮影はシャッタースピードが遅く、三脚が必須
◼︎ISO 800
基準
・メリット :ノイズは許容範囲
・デメリット:どんな環境にも最適。夜景撮影はシャッタースピードが遅く、三脚が必須
◼︎ISO 1600、3200〜
・メリット :F11でもシャッタースピードが早い
・デメリット:ISOの数値が大きくなるほど写真のノイズが多い

シャッタースピード

シャッターをきる時間

1/30、1秒以上かかる場合は三脚を使いましょう。
特に夜景では三脚とリモートスイッチを使えばシャッタースピード気にせず撮影できます!
ブレないように注意をすればボタンを押すだけです。

これだけ!実際にオーロラ撮影で使ったカメラ設定

自分個人のカメラ設定(三脚とリモートスイッチを利用)

◼︎絞りは1.8の固定
・メリット :光を取り込む量が多い
・デメリット:ピントが合う幅が狭いので、ピントを合わせづらい

◼︎ISO感度は1600
・メリット :シャッターをきる時間が短くなる
・デメリット:写真のノイズが多い

◼︎シャッタースピードは5秒以上
・シャッタースピードを5秒かけると、丁度いい明るさになりました。

理想の設定 (三脚とリモートスイッチを利用)

◼︎絞りF8〜F11
メリット :全体にピントが合う、ボケずらい
デメリット:光を取り込む量が少ないので暗い

◼︎ISOは400〜1000
・メリット:ノイズが少ない
・デメリット:シャッターピードが遅い。

◼︎シャッタースピード5秒前後

明暗の調整は、まず絞り・ISOを固定。次にシャッタースピードで明暗の調整しましょう。

◼︎暗い場合の解決方法
①長時間露光といって、シャッターをきる時間を長くする。(例.5秒→10秒)

②それでもダメなら、ISO感度を上げて調整。(例.ISO800→ISO1600,3200)

◼︎明るい場合の解決方法
①ISO感度を下げて調整。(例.ISO800→ISO1600,3200)

②またはシャッターをきる時間を短くする。(例.5秒→3秒)

設定はカメラのセンサーサイズに依存する

カメラ本体の中には、センサーサイズというカメラの心臓部分があります。
センサーサイズは35mmフルサイズ、APS-Cなど数種類があります。
センサーサイズによって光の取り込み量が異なります。

35mmフルサイズのセンサーサイズは光を受け取る面が広く、APS-Cのセンサーサイズカメラより明るくなります。

APS-Cのセンサーサイズは光を受け取る面が小さいので、35mmのセンサーサイズカメラと同じ設定でも暗く写ります

なのでオーロラ撮影する場合や、夜景撮影する場合フルサイズのカメラを使用するとAPS-Cのセンサーサイズカメラより綺麗に撮影できます。

ただしフルサイズカメラは高価なので、ミラーレスの軽量に特化したカメラでは尚更三脚とリモートスイッチが必要だと今回学びました。

そして今はCanonのRシリーズが欲しい(泣)やっぱり長期で使うなら、軽量で性能がいいのが一番便利だと思うこの頃です。


以上で今回の撮影に関して押さえるポイントだけ説明しましたが
カメラをもっと詳しく知りたい方はカメラに特化したサイトで紹介されていますので、
ぜひそちらも参考にしてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
人生の大きな夢でもある、オーロラ鑑賞&撮影の参考にしていだたければ嬉しいです!では良い旅を!



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